Meeting Point Vol.7
トークイベント:
患者の語りが地域の介護・医療を変える
5月24日(日)14:00-16:00

ゲスト: NPO
法人患者スピーカーバンク 理事長 鈴木信行, ペイシェントサロン主催者 安永明生
会場:リソートカフェ・オクターヴ (新町商店街) 〒167-0041 東京都杉並区善福寺4-2-4

参加費:500円(手作りのお菓子付き) 要予約:info"at"dis-locate.net(担当:太田エマ) 5月22日までにご連絡ください。

 


患者の語りが地域の介護・医療を変える


 

高齢化社会が急速に進む中、地域での介護・医療の在り方が益々重要な課題となってきています。とりわけ地域において行政や医療機関等から様々なサポートを受ける家族や単身者にとって、自らの介護や治療における経験や考え方を共有し発言することが、今後の介護・医療をよりよく改善するためにはなくてはならないものとなっています。

 今回のMeetingPointは、「患者の語り」をキーワードに積極的に介護・医療の在り方を問いかけるNPO法人患者スピーカーバンクの活動や善福寺で患者や家族の情報交換の場を開いているペイシェントサロンの活動をご紹介し、この問題に関心ある皆様と共に今後の地域での介護・医療の在り方を考えてみたいと思います。


 

 

 

患者スピーカーバンク

 

「『患者』という言葉からイメージする人物像は?」
 
大変な経験、辛い思い、きつい身体、暗い性格・・・。
あまり良い言葉は聞かれません。
 
でも、それを乗り越え、視野を広くできた人たちの中には、医療を良くし、社会に貢献したいという方が少なくありません。
 
 そして、その貢献方法の一つとして「患者自身による語り」があります。特に、学生、市民、同病者たちの前で、医療福祉的な背景を踏まえ、主観と客観をバランス良く語れる患者の語りは
 教科書や本では十分に理解するのとは異なり、心の奥底に強く響き、聞いた方にとっては一生の宝となることでしょう。
 
 私たち、NPO法人患者スピーカーバンクは、強く、たくましく、やさしく、素敵に生きる患者を増やし、彼らのパワーを 医療や福祉に、そして強い社会のために活かしたいと考えます。

 

HP: http://npoksb.org/

 

 

 

 

 

ペイシェント・サロン

 

ペイシェントサロンとは、患者の立場から医療を見直す場です。
参加した患者が、賢い患者になって、よりよい医療を受けられるようになりましょう。
毎回、テーマを決めて、それについて話題提供をいただいた後に、自分の現状や工夫を紹介し合い、役立てていきます。

ペイシェント・・・「患者」のこと
サロン・・・「場」のこと
・・・つまり、患者が集う場が、ペイシェントサロン。

気軽にお菓子とお茶を口にしながら、自分たちの経験や知識を共有していきます。