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workshop

アーティストと学生と近所人との結びつけるといろいろと興味深い活動が可能ではないでしょうか。隣人とアーティストたちが一緒に周辺について考察したり、意見を交換したり出来れば新しい協力関係や、意識が生まれると思います。このプロジェクトに地域グループや子どもたちを始め、様々な年齢の人たちに参加してもらいたいと考えています。このプロジェクトではテクノロジーを使い、地域に対して創造的な活動行う予定です。

現地の状態を研究・分析しながら離れた場所とインターアクションすれば自分の近所について理解を深められ、他人に向けて表現が出来、離れた場所について知る事が出来ます。こういった小平/国分寺エリアでの企画を通じ、異なった地域のグループを結びつけることが出来ればと思います。

 

環境問題
 
インドネシアのアーティストのAndreas Siagian氏は環境問題に対してアートワークショップを行う予定です。 彼の主な作品は大気中の二酸化炭素濃度を測定する芸術作品で、二酸化炭素濃度によって音楽を作っています。東京ではさまざまな場所で参加者と一緒に二酸化炭素濃度を測り、そのデータを可視化し、映像・サウンドとして表現していきます。また、市民・子どもたちの環境問題に対する認識を高めるために一緒にごみ焼却施設を見学し、地球温暖化・生態系・汚染・リサイクル活動の意義を論じます。
インドネシアの環境問題・自然災害も勉強していきます。このワークショップを通して参加者とインドネシアのJogyakartaにいる環境を守る活動・環境への理解を育む活動しているグループを結びつけ、お互いの環境に対する問題や取り組む方法について話し合いし、お互いに学び合えるものを見つけ、アートを媒介としてこれを表現しようとします。そうした過程もまた作品になると考えます。
 
データとしての存在
 
マレーシアのアーティストのLim Kok Yoong氏は時間と死亡を中心としていろいろな作品を作っていますが。人生がなくなったらデータとして生き続けられるでしょうということを提唱しています。ワークショップでは手相と地図作りを結び付け、手の生命線を地図に数ね、身体の線は場所の線となり、その線を歩きながら現地の環境音を録音していきます。
 
 
場所の精神性
 
ヴィエトナムのアーティストのNguyen Duc Tu氏は場所との精神的なかかわりについて興味があり、今度のワークショップにおいて東京に住んでいる外国の方・別の文化的背景をもつ方と一緒にそうしたかかわりを検討していきます。外国の方は離れた場所と深い関係を感じるかもしれないですが、来日してからまた自分のいる場所と新たなつながりを感じると考えられます。そのプロセスを中心として人と場所との精神的な関係を提唱します。その場所の隠された層を明らかにするように場所に存在した各々の記憶をアート・テクノロジー通して表現し、心理的愛着を持つ・人は場所を持つということを指示していきます。場所への帰属意識はどのように成立されたかということについて考えながらメディア技術の精神性や精神的感情的な状態を表現する可能性を問います。 
 
 
私の場所
 
タイのアーティストのPreeyachanok Ketsuwan氏はバンコクで脆弱な子ども・スラム街に住んでいる子ども・HIV感染小児・障害を持った子ども・孤児を向けアートワークショップをしています。 日常生活の生き方・苦しいこと・嬉しいことを分かち合うと伴に夢や野心を表現する機会を与えます。 アートセラーピと近いワークショップにおいて子どもたちは「私の場所」を発見し、一番好きなところ、心地良いところを写真・ビデオ・絵を通じてお互いに紹介しています。タイでは社会的に虐げられた子どもたちにとって自分の場所はどこにあるか分からないということが多いとは言え、 彼らは必ず「私の場所」を持っているでしょう。

 

ご興味があればどうぞご遠慮なくご連絡ください。 太田エマ  info"at"dis-locate.net

 

ワークショップ
武蔵野美術大学 12号館404 東京都小平市小川町1-736 042-342-6712 10月5日10日13日22日13時~16時
ギャラリーY  東京都小平市たかの台44-11 070-6660-8216 10月17日・19日14時~17時
Sギャラリー  東京都小平市たかの台28-13 042-346-1855 10月28日31日11月2日 13時~16時

地図